いよいよクライマックスです。 ハッピーエンドなるか！？
「暖かい…」
「兄さん、あした晴れたら どこか行こうよ！
ピクニックとかさ、おむすび持って」
「そうだな… サスケはおかかのおむすびが好きだからな…。
おむすびを、こう、むしゃむしゃとな。 むしゃむしゃと。
（むしゃ… しゃ… 何か忘れているような…？）」
「サスケ…済まない。
兄さん、シャボン玉のこと すっかり忘れてた。
責任を取る意味も込めて切腹するよ。
介錯は頼ん「い、いいんだよ別に！ ほら、シャボン玉なんて
元気があればいつでもできるし！ね？だから落ち着いて、兄さん」
「サスケ… お前は聞き分けがよすぎる…。
このままじゃ嫁の貰い手が引く手数多だ…。（ぶつぶつ）」
「シャボン玉は、兄さんが元気になってからでいいよ。
オレ、ずっと待つからさ。 兄さんが元に戻るの。」
「（兄さん…大丈夫かな）」
翌朝。
「フタコイ… じゃなかった… ウタカタ… ちがうな… えーと…
あ、月読だ月読！ ふぬぅっ！」 シャキーン
「とりあえず 72時間、サスケに（以下自粛」
鬱は治ったということで。 『戦慄のシャボン玉』 〜終〜 △