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PHASE-05   「お誕生日大作戦 2」

穴に飛び込んだらカブトに遭遇しました。







「あっ、カブト先生〜!(チッ)」
「やあ!君麻呂じゃないか!」







「こんな所で何してるんですか?」
「ん?まあ、ちょっと色々ね」
「(…仕事しろよ)」

 一応、カブトはちゃんと職に就いてます。










「カブト先生、しばらく見ない間に
 男前になったような気が…」
「えぇ!?そうかい!?参ったな〜〜」
「(…なんか奢ってくれよ)」










「ところで君麻呂、最近どんなものに
 興味があるのか教えてくれるかい?」
「僕ですかー。僕はスポーツ観戦とか、
 ドラマを見たりとかですかねー」







「テレビっ子か」
「あはっ、テレビっ子です。
 (テレビっ子ってなんだよ… プッ)」










「あの、そんなことより、もうすぐ
 大蛇丸様の誕生日なんですけど、」
「えっ?」







「ああ、もうそんな時期か」
「(…この人絶対忘れてたな)」







「カブト先生、何か考えてます?
 去年みたいにパーティをやるとか」







「うーん… 特に何も…」
「え!何も考えてないんですか!?」
「あ、いや、どこかに出かけるとかは?」
「たとえば?」
「テーマパーク的な場所とか…」
「……(的って何だよ、的って)」







「まあとりあえず、
 ケーキがあればいいんじゃないかな」
「投げやりですね。(言いつけてやる)」
「ちょっ… 人聞きの悪いこと言わないでくれよ」







「マジックやってくださいよ、先生」
「は?できないよそんなの」
「(チッ… 役立たずが!!)」
「余興的なものは君麻呂がやればいいだろ」
「………」







「…柳の舞っ!」 ヒュオ!
「うわ!?」







「死ね〜〜〜!!」 ザッッ
「え、ちょ… なんで!?」







「はあ、はあ… くそっ…
 パーティには、来なくていいです!
 大蛇丸様の前から消えてなくなれ!」
「君麻呂、少し落ち着きなさい」










「3つ数えたら元に戻るよ。いいね。
 1、2、3」 パチンッ
「…あ、あれっ? 僕…今まで何を…?
 あなたは誰…僕…いったい…??」










「(まだ治ってないのかこの子…)」
「あの?何じろじろ見てるんですか?」
「君麻呂、ボクが処方した薬を指示通り
 ちゃんと飲んでるかい?」
「君麻呂?君麻呂って僕のことですか?」
「(だめだこりゃ)」











おまけ



「えっと… どちらさまでしたっけ」
「うちはイタチだ」

 うしろにカブトがいたので撮ってみました。








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